脳卒中に鍼は効くの?
藤沢に
ひぬま鍼灸治療院といって
醒脳開竅法の概要
醒脳開竅法は、1972年に天津中医学院第一付属医院(現:天津中医薬大学第一付属医院)院長の石学敏教授(現在は名誉院長)を中心に開発され、主に脳卒中後遺症の治療に応用されています。この治療法は伝統中医理論を基に、現代医学理論・臨床実践を経て確立されたものであり、これにより脳卒中前兆・後遺症・合併症に対する系統的な治法、処方、操作方法が確立しました。
1972年~1988年の16年間に、入院患者2959例の脳卒中患者に対して醒脳開竅法による治療を行った結果、総有効率は96.42%であった。
せいのうかいきょうほう簡単にいえば、
「麻痺した側の痛みを伝える神経は
麻痺側でも残っているので、その痛みを継続的に伝えることで
運動を伝える神経も感度が上がる治療法です。」
麻痺した側の足の膝の裏側と手の甲のふきんを鍼で探りを入れて
一番大きく反応した付近に鍼を入れたまま
電気を入れます。これも耐えられる限界付近まで
体の表と裏と10分ずつ。
もちろん、1回だけではだめで、何度も通わないと
開通しません。
けものみちから舗装した道路になるのは時間もかかると言ってました。
そのあと、リハビリ方法についても
脳卒中の後遺症でマヒがおこるのは、皮膚の黒い側だけ。
白い側の筋肉は、マヒがおこらないので自然とそちら側の
筋肉だけが反応するので気が付けば、いつも握っています。
だから、握るリハビリはいらない。手を広げるリハビリを続ける。
肩も広げる、回す運動を続ける。
確かに、こんな説明を受けたのは初めてかもしれない。